「りなのや」の日々

整理収納コンサルタント/遺品整理士Linaのモノ・コト・ココロ

余計なモノはすぐに家から出していますか?

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「ゴミ箱」という物体そのものは家の中にありますが、気持ちではもう「家の外にある」と思っていいです。


「お片付け」という言葉には、整理収納コンサルタントとしての定義があるのですが、それとは別に私なりの定義…もっと一般的に使われている意味を総合して…があります。

 - 整理収納
 - 整理整頓
 - 使ったら元に戻す
 - 断捨離

といった、すぐにイメージできる言葉や概念を包括した言葉が「お片付け」なんじゃないかなぁと思うのです。
そうやって「お片付け」を考えると、

 - 余計なモノは持ち込まない

というのも、入るのですよね。
これは、断捨離の中にある考え方ですけども。

まずやらなきゃいけないのが「整理収納」。
これは、シーズンや生活が変わったり、気持ちの変化でもいいのですが、なんらか節目にビシッとやることが必要なんですね。そこで、最終的にそれぞれのモノの置き場所が決まる。

それと同時に最初の「整頓」がおこなわれます。
整頓は、これからモノを「使ったら元に戻す」という日々の繰り返しとセットになっています。

で、この「整理収納」から「整頓」&「使ったら元に戻す」の流れの中で、忘れがちなことがあるんですね。
それが、家の中に新たに入ってくるモノの存在です。

さてみなさん、郵便ポストに入ったチラシ、家に持って入ったらどうしますか?

牛乳やお肉のように、自分で家に入れると決めたものならまだいいんです。
でも、家に持ち込むことを強要されるものってあると思うんです。

 - ポストに入ったチラシ
 - もう使う気がないお店のダイレクトメール
 - まぁまぁ知りたかった情報が入った封書の封筒

みたいな。
ダイレクトメールなんて受け取り拒否すればいいんですが、わりと面倒でなかなかやらない。

持ち込むことを強要されたもの、冒頭の写真でいえば、一番左の包装なんかそうです。
製造から実際に使うまでの間に破損や劣化、他のモノに色移りしたりしないように包装されるという役割はちゃんとあるのですが、私の家の中で何か役割を果たしてくれますか?
いいえ、私の家では何の役割も果たしません。封を開けた時点でもう役割は終わります。

そういうものを、ゴミという言葉があまり好きではないので「余計なモノ」と私は表現しています。
こういう「余計なモノ」、ちゃんとすぐに捨てていますか?

片付けられないという人は、わりとこういったものを「面倒臭い」とすぐに捨てずに、そこらへんにポイっとします。
お片付けをすると、そういうモノがいろんなところからフワッと、ヒラヒラッといっぱいでてきます。大抵、髪の毛とか埃を被った姿で。
ダイレクトメールの、中身の入っていない封筒とかね。あるある。

そういうのが、あなたのお部屋を「汚く」しているのだと思ってください。

モノが多い=汚い

というわけではないのです。
どんなモノが多いのかにもよるんです。

私は、この写真を撮って10秒以内に袋(左)、使い終わった替え芯(中央)を捨てました。
使い終わった替え芯ね、万が一も何も使いませんよ、この先。でも、使えるかもなんて錯覚に陥っちゃう人いるんです。使わないですってば!

モノの「役割」を考えながら付き合ってあげること、大事です。


ちなみに、「ああ、いい年した大人がプチプラコスメなんだ…」って思いました?
他にも試したんです。でも、アイブロウはこれが一番使いやすかったのですよねぇ。一番しっくりくる色、色のつき具合、滲み具合、太さもろもろ!
そういうの、ありません?