「りなのや」の日々

整理収納コンサルタント/遺品整理士Linaのモノ・コト・ココロ

主人の片付けにどこまで手を出すか問題

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早起きして朝カレータイム!

おはようございます。
年末に多い漫才のテレビ特番で「博多華丸・大吉」と「スピードワゴン」の漫才に癒されている整理収納コンサルタント「りなのや」のリナです。
スピードワゴンの単独ライブ、チケット売り切れですか…。ぜひ生で井戸田さんのツッコミ「大至急(小沢を手招き)」が聞きたいものです。


さて。
ご主人が整理上手だったら、それはそれで「私の方が下手で…」
ご主人が散らかし上手だったら、それはそれで「もー聞いてよ、それがさー」

妻の悩みは尽きません(苦笑)


我が家では、主人のモノの『整理』は主人にお願いしています。
これは整理収納アドバイザー的に言うと「当然」のことです。
持ち主にしか整理はできないものなのです。(ここらへんは整理収納アドバイザー2級講座の中身でたっぷりやります)

では『収納』はというと、担当は私。
これから使うモノたちを、使いやすく空間に配置するのが私の役目。プロがタダ働きする唯一の対象=家族(笑)。
そして、どこに何を収納しているか一番知っているのは私なので、見た目を整える『整頓』も私。
といっても、『収納』は整理の後にバッチリ決めてあげればそれでオッケーだし、『整頓』は乱れて使いにくそうって思った時だけ。

妻は整理収納コンサルタントですけれども、夫が整理収納・整理整頓が得意・好きとは限りません
綺麗好きな主人ですが、男性の大勢がわりとそうであるように、やっぱり服をしまうのは大雑把で、どんどん上から積み重ねていったり、収納で「ここに置く・入れる」と決めた位置があっても使った後に「とりあえずここでいいや」とテキトーに詰め込んで、しまいにはグダグダな引き出しが出来上がることがあります。

でも、共働きで、子供がまだ2歳にならず、隔日ペースで洗濯機を回しているこの状況で、全洗濯物を私が畳んで収納・整頓するのはしんどい。ただでさえ家事と育児の時間割をリアルタイムでパズルのように組み替えながら走っている日々。当然、主人にも家事を負ってもらっています。整頓はある種の「完璧」を意味します。今の我が家は「完璧」を目指すくらいなら、8〜9割仕上げで余った1割を睡眠時間に追加して体力の回復にあてたいというのが正直なところ。
なので、主人が洗濯物を畳んで入れ終わった衣装タンス引き出しが多少乱れていても、気にしない、気にしない、気にしない…。気にはなるけど、その時は整頓しません。
その代わり私が畳む時に、ちょこっとづつ修正して整頓していきます。「ちょっと、整頓されてないよっ!」って主人に言った日には、「じゃあやってよ!」って家事の負担が増えるのはどこのご家庭もそんな感じではないでしょうか。

ライフスタイルやライフステージに合わせて緩める部分も必要だと思います。
「整理収納」は1回の作業である程度形にできますが、「整頓」は使って必ず発生するものです。この「整頓」を完璧にすることを家族に強要する状態になっていると、求める側も求められる側もどんどん苦しくなります。整理や収納は緩めどころがあまりないですが、整頓は緩めることができます。家族に無理のない範囲で「整頓」されることを私はオススメします。


今、私自身の身の回りは少しづつ、丁寧に整理収納をやり直しています。余分なモノが家から出て行く瞬間の爽快感、大好きです。
家族で暮らしているとまだまだモノがたくさんあって、作業していると時間があっという間に過ぎていきます。その中で新しい発見や工夫が見つかると、いつかお客様に役立てることができるかなと、ワクワクする毎日です。