「りなのや」の日々

整理収納コンサルタント/遺品整理士Linaのモノ・コト・ココロ

実家の本棚がカオス

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おはようございます。
整理収納コンサルタント「りなのや」のリナです。

帰省シリーズも3本目です。

さて、母が整理を始めているという話は1本目でちらっと触れましたが、
実家で発見!Myレターセットコレクション - 「りなのや」の日々
久しぶりに本棚を見たらカオスになっていました。
行き場のないモノをなんでも押し込んでいるからでしょうね。

私の小学生〜中学生時代の本
ピアノの楽譜
パンフレット類
CD
何かわからない雑貨
母の本

この中で使われているのは「母の本」だけです。

ということで、ここのカオスへ手をつけようと思います。
写真は本棚の上1/3です。

全部やらなくてもいい、からはじめよう

一気に昔のものを整理する。その心構えは最初はオッケーです。
でも、思い出のあるものたちはなかなか処分に迷うのが実際のところ。

常に子供がまとわりつく中でお片づけをする状況でしたので、本棚の上2/3だけ、整理してきました。
残りはパンフレットとピアノの楽譜。ちょっと思い出が深く、時間がかかりそうだったので次回に。

本はほぼほぼ埃だらけ、シミもたくさんあって、使ったり譲ったりするのもちょっとどうかなぁという程度になっていたのと、この本棚にある本を子供が読むまであと5年はかかるので、保管の問題もあって処分を決めました。
雑貨類(好きだったアーティストのグッズとかもね!)もザクザクごみ箱へ。

お正月時期は古紙回収がストップしているので、本はどんどん段ボールで分けて「これは処分」「これは残す」という風にしました。処分するものは、少しづつ、母に古紙回収に出してもらうようにお願いを。

逆に、すぐに古紙回収に出せないものを一気に山積みされると親も困るのです。
なので、「全部やらなくてもいい」という感じでスタートするのが丁度いい塩梅ではと思います。


独立した人のモノを最優先に

何度か書くことになりそうですが、実家の片づけは親に「片づけたほうがいいよ」という前に、自分の不要なものが残されていないかというところからスタートするとスムーズです。
家に住んでいない人のモノのスペースが空けば、住んでいる人が片づけするときの作業スペースが確保できる上に、収納もスムーズにできます。

部屋の中のモノのがいっぱいでこういう状態でも、
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一箇所、今回の場合は家から独立した人のモノのことですが、それが空けば(白い四角)そのスペースに黒い四角の荷物を空いたら次へと移していくことができるんです。この方が効率がいい。
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実家にお住いの家族(特に親)は、子供のモノってよっぽどじゃないと捨てれませんよ。
あなたのモノであるという事実、買ってあげた頃の思い出、一気に捨てるとお金も思い浮かぶ。
(一旦)残す、引き取る、処分する、を決められるのはあなただけ、ということを忘れずに。

実家に行ったときにはくつろぎたいかとは思いますが、上記のようなことにも目を向けていただきたいと思います。


今のところ、人間は不老不死ではありません。
親も、私たちもいつかは死を迎えるでしょう。
生前整理、遺品整理で「あー、なんでこんなにあるのー!めんどくさいー!」と後悔する前に、少しづつでいいので自分の「モノ」のことは早目に面倒みましょうね。