「りなのや」の日々

整理収納コンサルタント/遺品整理士Linaのモノ・コト・ココロ

整理収納コンサルタントってどんな家に住んでるの?

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みなさん、気になりますよね、これ(笑)

映画「かもめ食堂」みたいな北欧風の家?
無印良品が似合うシンプルな家?
それともオープンキッチンが似合うようなスタイリッシュな?


ぶぶーーーーっ。
残念ながら、私の場合はどれも不正解です。


中古の、備え付けの収納の少ない、ごくごく一般的なマンションです。


しかも、部屋や部分によって木目の色が濃い・薄いと2種類混ざって使われててなんか変!
壁紙はよくあるボコボコでなんのおしゃれ度合いもなく、
床は一昔前によくあった木目のフローリングで、
キッチン狭くて、リフォームされてるけど使い勝手悪いし(←家事しない元嫁の仕業)、
もう、主婦にとって使い勝手悪い家の見本ですよ(ため息)

ついでにいえば、主人がもともと持っていた家具から路線変更を図っている途中なので、テイストが統一されてません。
さらにいえば、部屋によって木目の色が濃い・薄いと2種類混ざってるせい(最初からこうだったらしい)で、全部色合いを統一するのは無理!

さよなら、私の”統一したい”プライドよ(苦笑)
諦めろ、諦めろ〜


でもね、主人が頑張って維持している家なんです。
彼は彼なりの目的があって、今の家を選びました。
そして、ここから移るという選択肢はありません。


じゃあ、住めば都に改造しようではありませんか!


まだ大きくリフォームする時期ではありません。今のままで十分に使えるもの。
だったら、先に家具を少しづつ入れ替えましょうね。
そして、モノの整理も進めて、暮らしやすいように収納しましょう。暮らしのベクトルを少しづつ変えましょう。
収納が少ないことも、モノを多くは持てないことも、整理収納のスキルで上手くやりましょう。
今、お部屋にいろいろ飾りを持ち込むとごちゃつくので、それは整理収納がバッチリ決まってから。その時のお楽しみ〜!

たとえ豪華なタワーマンションや注文住宅で雑誌のインタビューに載るようなお家、たっぷりクローゼットに備え付け収納たっぷりのキッチン、あんなのうちにないから無理!羨ましいだけ!ってなることもありますよね。
私もああいうお家にはとっっっても憧れます。
でも、今の暮らしにはこれで十分。
そして、我が家は狭いスペースをいかに使うかという見本たっぷりの家です。
これはいずれ、私の強い味方になってくれると感じています。

整理収納のプロは、自分がどんな家に住んでいようと大邸宅から狭小住宅、一人暮らしまで、暮らしの変革を希望する方のご相談に応え、希望を叶えていかなければなりません。それがプロだから。
プロがかっこいいお家に住んでいるように見えても、あなたが暮らしを変えたいと思うなら、卑屈にならずに躊躇せずに依頼をすべきです。


目下、我が家はまだまだ改善の余地はありますので、洗面台下収納のように「プロとして」お見せできるようになった場所から随時、ブログやセミナーでご紹介していきたいと思います。